女性:
3000マイルの距離を経て
遠距離恋愛しています。
大好きな彼と恋愛関係を築くことができて、
とても感謝しているんです。
だって、本当の愛の意味が分かったし、
その相手を恋しがる気持ちも学んだ。
エイブラハム:
ちょっとまってください。
誰かを恋しがる気持ちと誰かを
愛する気持ちは
同じカテゴリーではありませんよ。
「愛しているから、離れていると寂しい」
と言うのは当たり前に聞こえますが、
愛は欠乏感がベースではないのだから、
たとえ離れていても寂しいという
気持ちは生まれないはず。
女性:
それは、分かります。。
ヴォルテックスに入っているとき、
そんな気持ちになって、
彼がどこにいようと気にならない。
でも、そんなときに
彼から電話が来て話していると、
そこから弾き飛ばされてしまうんです。
会話の中の彼の言葉により、
いい気分から転がり落ちる。
エイブラハム:
愛する誰かが傍にいないと
寂しいのが当たり前だと思いがちです。
「あなたがいないと私はダメなの」
「あなたがいないと満たされない」
そんなラベルを貼ってしまうと、
あなたの幸せは他者のふるまいに
影響されっぱなしになる。
そして信頼関係が、
ものすごく大切になってくる。
相手をコントロールしないといけないのだから。
一方で相手はあなたの幸せへの責任を感じて、
それが重荷に思えてくる。
女性:
それだけはイヤです。
私は毎日瞑想してるんですが、
ヴォルテックスに入ると、
彼が連絡してくる。
でも、最後にちょっと微妙になったりする。
エイブラハム:
たとえば?
女性:
彼が物件を売って
数ミリオンドルを得るとかって話になり、
そのお金であれをする、これをする、
ボートを買う、みたいな
将来の話になったんですが、
そこに私の存在がなかったんです。。。
で、いい気持ちがしなかった。
私はいい気分でいたのに、
ヴォルテックスの中に
留まることが難しくなってしまって。