男性:
子供の躾けについての質問です。
食べ終わった後に散らかしっぱなしで、
なんど言い聞かせても片づけません。
たとえばホテルのルームサービスを取った
ときなどはいいんです。
給料をもらってる従業員がやればいいこと
なんだから。でも自宅では。。
(↑この考え方もなんだかなぁ。。。)
エイブラハム:
あなたの子供たちは、あなたが
ホテルのルームサービスを食べ終えたあと
散らかしっぱなしにしてるのを見たことが
ありますか?
男性:
はい。。。
エイブラハム:
問題はそこですね。
(会場・笑)
自分で散らかした物を
他人に片付けさせることがあるのに、
「自分で散らかした物は
自分で片付けなさい」と教えている。
その矛盾が混乱を招いているのですよ。
エスターはあるとき、
公衆トイレの中で、
小さな女の子が、見知らぬ女性に
水を出してもらったり、
ペーパータオルをとってもらったりしてる
ところを目にしました。
しばらくして女の子のお母さんが
個室から出てくると、
その女性はお母さんに向かって
こんなふうに言って立ち去りました。
「あなたのお子さんが手を洗うのを
手伝ってあげたのに、お礼の言葉
はありませんでしたよ。」
それでエスターは
お母さんに向かっていいました。
「こういうのって難しいですよね。
子供には知らない人と話してはいけない、
と教えてるけど、何かしてもらったら必ず
ありがとうを言いなさい、とも教えている。
子供はこんなとき、どうしたらいいのか
混乱しますよね。」
大人たちは、しょっちゅうこうした
矛盾を教え続けているために、
子供たちは、言われたことより、
自分の目で見たことを取り入れていくしかないのです。
男性:
でも、僕は料理をしたあとにちゃんと片づける。
だから息子はそれを見てるのにもかかわらず、
何度言っても動かなくて、
エイブラハム:
あなたはの思考はどうでしょう。
自分の息子が、
「あいつはいつも散らかしっぱなしだよなぁ」
と思っていますか。
それとも
「まあ、やるときは、やるんだけどな。」
と思っているでしょうか。
男性:
やるときはやると思うけど、時々。。
エイブラハム:
彼がちゃんと片づけるだろう、と
心から信じていますか?
まずは、あなた自身が決めないと。
息子が、ちゃんと片づけるだろうと思うのか、
思わないのか。
どちらを信じるのか、決めるのです。
すると、決めた方の波動が
影響してくるのですよ。
どうして、
「息子がいつも散らかしてばかりいる状況」
を自分は引き寄せているのか?
それはあなたが、
「どうせ息子は片づけない」
と信じ込んでいて、その波動が
現実化してしまっているということなのです。
息子の日々の行動を見ているうちに、
それが当たり前だと
思うようになってしまった。
きっと今日も片づけないのだろう。
息子は、片づけをしない。
そんな思考になってしまっているのです。
片づけることの「行動」を
要求しているにも拘わらず、
あなたの波動は、
それを信じていないし、求めていない。
だから相手を混乱させてしまうのですよ。
★
WSの対話をもとに書きましたが
WSの日付と場所の記載がありませんでした。