男性:
子供の頃に血液輸血をして
HIVに感染しました。
で、
月曜日に、いつものようにまた
テストをしたら。。
陰性だったんです。
(会場、大喝采)
もちろん、これから、もっと色々な
テストをすることになるし、
最終的な結果が出るまで
数週間かかるのだろうけど。
エイブラハム:
絶対に変えられない「現状」も、
変えられることができるということです。
あなたは
陰性の結果が出たから
いい気分になれたのではく、
いい気分を持続していたから
陰性の結果になった。(みんな拍手)
自分とのアライメントがすべてであって、
難しいことではありません。
慣れるまでちょっと練習すれば
いいだけのこと。
男性:
HVI感染していたとき
脳内出血が起きて
痛みに襲われていたのですが
そんなときはどう対応すれば。。
エイブラハム:
大切な質問ですね。
人間は、
意識を持った生命体の細胞から
つくられていて、あなたの内面
(源、神、なんと呼んでも
構いませんが)は休むことなく
細胞とコミュニケーションを取っています。
体に不調を感じたとき、
細胞は良くなりたいと願い、
ソースはちゃんとそれに応える。
いくら抵抗力が生まれたところで、
そのやりとりは変わりません。
だから、リラックスして、
ちゃんと治るのだと信じる。
不安になるのを辞めると、
治らないかもしれない、
どうせ治らない。。
などといった抵抗力は弱まって
細胞が放った願い(=回復)が
現実化するわけです。
現実を無視するのは、
たやすいことではありません。
体に痛みがあったらなおさらですが、
条件(状態、状況、現状)に
感情を振り乱されないこと。
痛みを感じながら
気分を低下させない。
背中にかゆみを感じるって、
ちょっと面白くないですか。
誰か掻いてくれる人がそばにいたり、
棒か何かがあったら、
痒い感覚もちょっと楽しい。
ときどき、空腹で倒れそうになる。
でも、
お腹が空いてるときのほうが
食べたときの満腹感が、より大きい。
空腹は満足からほど遠いけれど、
もう二度と満腹にならないのではないか?
なんていう恐怖は感じない。
体の痛みも、
そんな感じであるべきなのですよ。
男性:
2年半ほど回顧録を書いているのですが、
書きながらあまりにも辛くなって、
押しやってしまいました。
エイブラハム:
あなたの内面が押しやった、
ということです。
「自分の内面」は
常に将来だけを見ています。
だから過去を見ることで
内面と調和がとれなくなるのです。
(=いい気分が保てなくなる)
過去の体験によって今の自分がある。
だから、今の自分は正しい。
といったような正当化みたいなことを
少しの間、やめてみてください。
あなたのソースは、
過去を見ることはしません。
過去にあなたがいた場所を
見ることもないのです。
ホームシックという言葉がありますが、
過去の思い出がつまった実家に戻ると、
かび臭くて、
無知だと思われていた頃の自分に
戻ってしまう。。。
家は自分を病気にさせるところ。
冗談じゃないんですよ。
(会場は笑ってるけど、実家に住んでる親が
聞いたらあんまり笑えない?)
ソースはあなたの傍にいて、
一緒に、前を見ているのです。
これは本当に重要なことだから
覚えておいてください。
☆先月にウエストチェスターで行われた
ワークショップの対話をもとに書きました。
転載禁止