男性:
ノルウェーから妻と来ました。
最初にコペンハーゲンに行き、
飛行機を乗り継いで
ボストンに到着したわけですが、
機内でフライトアテンダントが、
色々と(飲食料などを)
無料で配ってくれたんです。
エコノミー席だから
色々と購入しなくちゃいけなかったのに、
気前よく手渡してくれて驚きましたが
人生は素晴らしいよね、みたいな話になって、
すんなりとそれらを
ありがたく受け取ることができました。
次のミネアポリスへの便では、
疲れてぐっすりと眠っていました。
実は僕は3Dプリンターを
長いこと探し回っているんですが、
誰ともそんな会話もせずに眠り、
起きたらコンタクトレンズが
目にくっついちゃって
取れないどころか、
やっと取り出したと思ったら
うっかり落としてしまった。
そしたら隣に座ってた人が
親切にも一緒に探してくれて、
なかなか見つからないから
世間話が始まった。
すると彼が言ったのです。
僕は3Dプリンターの投資家なんですよ、と。
(会場、笑)
僕がこの話をしたのは、
コントラストがいいことだって
理解できたからなんです。
エイブラハム:
つまりあなたは、
自分にとって都合の悪い状況に
陥ったとき、それが、
自分が望む世界、欲しいもの、
必要とするものへの一番簡単な方法に
導いてくれることがある。
それが腑に落ちたと言うのですか?
男性:
まさにそうです。
エイブラハム:
コントラストから、
自分にとっていいことを期待する。
それがステップ5ライフです。
普段から前向きなことに目を向けて
そうした波動に勢いがついていれば
コントラストに陥っても、
それはあなたを苦しめるどころか、
欲しい世界への扉を
開いてくれることが多々あるし、
それをすでに理解している。
すべては、ちゃんと、
うまくいく。
でも、そうなるには
今の波動の状態によるところも大きいわけで、
たとえばあなたが、
目の前で起きる嫌なこと、
そこから生じる嫌な気分。
毎日そんなことに意識をあてて
ネガティブな波動に勢いがついていたとして、
そんなときに
コンタクトレンズを落としても、
隣の人はずっと寝ていたかもしれない。
助けてくれなかったかもしれない。
引き寄せの法則とタイミングは、
同じことなのです。
今のパワフルな波動によって引き起こされるものだから。
だから、今の気持を見れば、あなたの状況に説明がつく。
簡単に言ってしまえば、
こういうことです。
(助けを)受け取れているのか、
受取れていないのか。
自分の望みがはっきりすれば
その思考に引き寄せの法則が働き、
エンジンが動き出す。
でも、
肝心のあなたが動かなかったら?
エンジンが前進しているのに
あなたが動かなければ
そこにストレスが生じます。
現実が変わらないことに
あなたの気分は低下してくる。
ネガティブな感情を抱いたときは、
自分が自分の内面と調和できていない。という、
とても意味のあるサインであり、
そこで(自分や状況に)
怒ってしまったら、望みの現実化がますます
遅れるだけなのです。
★エイブラハムの2016年10月にボストンで
行われたWSからの対話をもとに書きました。
後半を一部ざっくり省略しました旨ご了承ください♪