エスターが親しくしている女友達と、その恋人が、
広大な土地をコロラドに購入しました。
クロスカントリーする人たちが泊まるロッジがあり
国が所有する森に囲まれています。
ある晩、エスターは彼らと暖炉のそばに座り、
楽しい気持ちで過ごしていました。
でも、エスターは、その友達が、これまでと
ちょっと違う気がしました。
彼女の感情が変わっていたことに気づいたのです。
この変化はなんだろう?
とエスターは不思議に思いました。
すると女友達はこう言ったのです。
この土地は、不安になるような場所があまりにも多いから、
そのほとんどを、見ないことにしちゃうの。
それって素晴らしいことじゃない?
エスターは、それで、理解できました。
彼女は毎日忙しくて、
この土地に関するすべての不安の感情を作動する暇がない。
ひとつひとつのことを心配するなんて、
はっきり言って、ばかばかしい。
みなさんにも、言えることなのですよ。
人生にはあまりにたくさんの
コントラストが起きてくる。
いちいち反応していたら、
毎日太陽が輝いていることすらを、
きっと忘れてしまうことでしょう。
あなたは外を歩き始めたのに、
太陽の輝きは本物なんだろうか、とか、
ずっとそこにあるんだろうか、とか、
明日は曇っちゃうんだろうかとか、
と、ちょっと不安になっている。
でも、太陽は、
ちゃんと輝き続けていますよ。
★2019年3月にオーランドで行われたWSの対話の
ほんの一部を訳しました(直訳ではありません)