つづき;
アスリートを見てごらんなさい。
汗だくになって頑張ってる選手たちが
いちいちファンの反応を気にしてると思いますか?
エスターは先日、
スパーズのバスケの試合観戦をしてました。
シーズンチケットがあるので
いつもの席にいたのですが、
見慣れない人たちが来ていて、
彼らは観客でしかないのに、
選手たちに向かって
キイキイと叫び続けていたんです。
本当に大きな声で。
パスして!
なにやってんの!
はやくパスして!
わー最悪、
なにしてんの?
なにやってんの、もー。
なにやってんのぉぉぉぉ!!!!
それを聞かなければならなかったエスターは、
もう、狂いそう。。。。。。
と思いながら、
いや、憎しみより愛。。
殺したい気分より、穏やかな気分。。。
と自分に言い聞かせてたんです。
(会場・笑)
きれいな女性2人だったのですが、
そのうちに、
我慢できなくなり、
あの、応援してるのは分かるんだけど、
ちょっとそのやり方は。。。。
と遠慮がちに告げてしまうと、
ちょっと気まずい雰囲気になりました。。。。
まあ、
こんな例を出してみましたが、
もしも
誰かがあなたと同じ意見で、
あなたと同じグループだったり
あなた同じチームにいて
あなたに味方してくれたとしても、
本当の意味でそれが
あなたのパワーになるわけではないのです。
彼女たちの金切り声が
選手のパワーの源にならないと同じことで
それは選手たちが一番分かっていることなんです。
あなたのパワーは、
ソースから来るもの。
本当の自分になることで、
ちゃんと得られるものなのですよ。
同じチームを応援してるのに、
野次を飛ばしている彼女たちは、
エネルギーというものを理解していなかったのです。
でも、
エスターは思ってました。
私はちゃんと分かってる!
だからこそ、
彼女たちに伝えなきゃ。
あなたたちのせいで、
私はソースと繋がれない。
無条件の幸せにいることができないから、
彼女たちに忠告しなくちゃ!!
スタジアムにいる
18000人の観客に向かって、
彼女たちが味方のチームに向かって
野次を飛ばしてることを告げたら、
きっとみんなは怒ってくれるに違いない!
だって、私は正しいのだから。
(会場は笑ってます。。。)
もちろん、
エスターはそのとき、
自分がコントロールできない状況の中で
身もだえしていたということにすぎません。
他人の意見とか、言葉とか、
そんなものは、
コントロールできるわけがないのですから!
そもそも、
エスターには、
他人の意見に意見する権利もないのです。
誰もが、言いたいことを言っていい。
叫んだっていい。
エスターに向かってそうしてもいいし、
エスターについて何か叫んでもいいんです。
その部分をしっかりと理解して、
あなた自身のパワーが
どこから来るのかを、
しっかりと感じてみてください。
(WSの対話から)