男性:
10年ほどかかりましたが、
今になって思うのです。
元妻や娘と会話することが、
とても簡単になったと。
エイブラハム:
10年もかける必要は
なかったのです
男性:
ええ、
あなたはいつもそう言ってますね。
元妻も娘も同じなのに、
素晴らしい変化があった。
どうしてなのでしょう。
エイブラハム:
誰が変わったのですか?
彼ら?あなた?
男性:
僕です。
息子の方は、
まだ僕と喋りたがらない。
それとも、
僕がそう思ってる?
エイブラハム:
どちらもその部分があるのでしょうが
もっとも大きな原因は、
あなたがそれを
認識しているということ。
男性:
準備ができていない?
エイブラハム:
というより、
会話をしていないという
事実を認識していて、
その波動が現実化しているのです。
だからといって
彼のせいにしたり、
自分を責めてはいけません。
ちょっと時間がかかってるけど
すべては大丈夫という気持ちを持ち、
息子は自分に似てるんだ。
と思ってみる。
まあ、事実なんでしょうけれど。
男性:
うはは。。
(会場・笑)
昨日、私の元妻、
つまり息子の母親が
僕に言ってきました。
感謝祭はどうするの?
カードでも書いて息子に渡して
一緒にコーヒーを飲みながら
会話でもしてみなさいよ。
エイブラハム:
だけど一番大切なのは
あなたとあなた自身の波動の関係です。
他人の意見を聞いて
自分の行動を変えるのではなく、
自分がしたいことをする。
現実に起きていることの波動に
影響されると
つまづいてしまうだけですよ。
そこに留まっている限り、
希望する世界はやってきません。
現実ではなく
近い未来に目を向けましょう。
こうした家族問題の場合、
それが難しいのであれば
問題そのものからいちど離れて、
まったく別の、
楽しいことを考えてみる。
息子さんのことを考えるとき
楽しい気分になりますか?
男性:
ええ。ほとんどの場合はそうです。
エイブラハム:
そうですね。
でも、本心を言うなら、
ときどき、
といったところでしょう。
男性
いや、ほとんどの場合はそうで。。
エイブラハム:
ノー。
男性:
ノー??
(会場爆笑。コメディみたい)
エイブラム:
答えはノーです。
息子さんのことを考えるとき
楽しい気持ちになりますか?
と尋ねましたが、
楽しい気分になるのは
あなたがソースと繋がり
ソースの目から彼を見ている
ということですよ。
男性:
ほとんどの場合はYESで。。
エイブラハム:
NO!
NO!
(会場・笑)
あなたの言うことが本当であれば、
息子さんとの仲は
いまごろ、もっとよくなっているはず。
あなたの意識しないところで、
波動はそうなっていないのだから、
それについてここで本心を話して
ください。
彼のこと、本当には
どう思っているのですか。
男性:
うーん。。。(困ったかんじで)
エイブラハム:
でしょう?
あなたはやっぱり現実を見つめて
物事はそう簡単には
変わらないだろうと信じている。
あなたは、自分が
ステップ1をすでにやったと
思いますか
男性:
どうでしょうね。。。
難しいな
エイブラハム:
いやだなぁと思ったとき
その反対を望むものです。
息子と素晴らしい関係を
取り戻したい!
あなたはすでに
そう願ったはず。
それがすでに、
波動の世界に創造されたと
信じることができるなら、
あとは受け取るだけです
受け取りモードになればいいだけ
です。
そう簡単になれないのであれば、
この問題を手放してみる。
すると抵抗がはずれて、
受け取りモードになれるというわけです。
あなたの元妻が
もっと頑張りなさい、歩み寄りなさい、
カードを書いてコーヒーに招いて
もっと会話してみなさいよ。
とアドバイスして
色々行動するよりも、
まずは自分の思考癖をつきとめてみる。
その波動が大きくなって
現実化していたのだから。
息子と不仲だ!
という現実のドラムを打ち鳴らし続けてれば
その現実が続くだけなのです。
☆先月、サン・アントニオで行われたWSの
対話の一部を、いくつか省略しながら書いてみました。
直訳ではありません