女性:
11年前にあなたの存在を知り、
本に書かれているワークをすべて
やってきました。そして、
仕事が必要だったから、
どんなことがしたいのか、
あまり細かい詳細を決めることなく、
ただ、やってみたいことを書いてみた。
ちょっと面白い環境で
いい人たちに囲まれて、
クリエイティブな仕事をしたい。。。
派遣会社に登録したら、
3カ月ほどして貰った仕事の内容が
カーク・ダグラス(マイケル・ダグラスのお父さん)
の奥さんのもとで2週間働く、
というものだったんです。
わあ、楽しそう!
と思ってOKしました。
自宅には彼が出演した様々な映画の
写真がいっぱい飾ってあって
映画好きの私にはたまらなかった。
少し期間を延長して働いていたら、
彼女が言ってくれたんです。
あなたには、ちゃんとした仕事を探してあげるわね。
そんな縁があって、チャリティの会社で
数億円の寄付金を動かすような
素晴らしい仕事を体験することができたんですよ。
本当にありがとうございます!!
エイブラハム:
素晴らしいですね。
冒頭部分で言ってたことですが
あなたは仕事がないことに
焦りを感じていなかった?
女性:
これ!といった希望もなかったこともあり、
望みの仕事について詳細を
突くこともせず、
いい気分を保っていたのは確かです。
エイブラハム:
どんなことを書いたのですか?
女性:
興味深い人たちに囲まれているとか、
エイブラハム:
(会場に)
彼女の願いの軽やかさが感じられますか?
その瞬間に、
それはボルテックスに創造されたのです。
焦ったり、
イラついたり、
なんとかせねば!
といった気分はありましたか。
女性:
いいえ。
その時点では、
心配なんてしてませんでした。
エイブラハム:
波動に邪魔をする要素がなかったから
すんなり叶った。
でも今になって
あなたは、うまくいかないのは
どうしてなのかと聞いている。
答えとしては、
あのときと同じことをすればいいだけなのですよ。
そもそも、
邪魔をする物など何もないのだから、
とても簡単なはずなのに、
今となってはあなたはそれを忘れてしまい
「どうやったら邪魔をせずにすみますか?」
と聞いている。
普段から、ネガティブな思考が
習慣づいてしまっていているときに、
無理やりポジティブな思考に置き換えようとすると、
そちらの感情の方が作動して抵抗感になってしまう。
つまり、物事には棒の両端のように
ポジティブとネガティブさがあり、
ポジティブな感情の方を選ぼうとしても、
普段から作動させている
ネガティブな感情の方が働いてしまう。
だから、
そこ留まるネガティブな波動のブロックを
外そうとやっきになるよりも、
1日にたった15分間でいいから
何も考えず、何も執着しない時間をとること。
そんなふうに自分自身と
アラインメントする時間が増えてゆくと、
内面からの導きを受け取れるようになるのですよ。
★2017年1月に
CAで行われたワークショップの中の
ある対話の、
後半部分のみをもとに書きました。