くmeta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=shift_jis" /> ●エスターのエピソード2つ | エイブラハム流・幸せになると、どんどん叶う

【保存版】2016-2019年の過去記事です♡エイブラハムのWS動画を日本語で紹介

●エスターのエピソード2つ



一つめ
エイブラハム:
あなた方には、くだらない話に
聞こえるかもしれませんが
エスターに起きた話をしてみましょう。


エスターは美しい谷間を見下ろす
見晴らしの良い山の中腹に
家を構えているのですが、

帰宅路などに坂の下から家を見上げるとき、
ああ、ライオンの銅像があったら素敵だなぁ。
と思うようになり、
ライオンの像探しを始めました。

カタログを見たりワークショップで立ち寄る様々な州の
店に立ち寄ったリ、写真を撮ったりと、
何百というライオン像の写真を眺めてきました。

石でできているもの、ブロンズ、木彫り。
氷の彫刻は欲しいと思いませんでしたが
(会場・笑)
気高いポーズをとっていたりじゃれあっていたり、
身構えていたり。それでもピンと来るものがなくて、
数週間前にワークショップでアラスカに来たときに、
行きつけの専門店に立ち寄ったのです。

かつて、ソロモンをイメージする
木彫りのフクロウなどを購入したことがあるものの
ライオン像は見当たらなかったので
何かあったら連絡をくれるよう頼んできました。

その際にライオンの素材や恰好、色、顔つきなど
詳細を指示することはしませんでした。

それから1か月後に、ようやく店から
連絡がありました。そこには
エスターがどこをどう探そうとまったくもって
見つからなかった、それまで見たこともないほど
美しいライオン像の写真があったのです。

すぐに注文を入れ、
ようやくそれが届いたときのゾクゾク感は
言葉にならないほどでした。

ライオンが欲しい!と願い、
探し回ったけれど、見つからなかった。
でも、きっと見つかる、と信じて、
ボルテックスに入れ、
あとは、宇宙に委ねておいた。
他にやることがいっぱいあったし、
執着することはしなかったのです。

出張先に立ち寄った店や写真で
ライオン像を見かけるたびに、
それが自分の欲しい類のものではなかっとしても、
少なからずときめいたし、そのうちに、
いいものがやって来るだろう、という
確信を持っていたので、
予想以上に素晴らしく完璧なライオン像を得た
彼女の喜びは、相当なものだったのです。

くだらない現実化だと思いますか?

そんなものは、世にある限りのカタログを集めて
探し回れば必ず見つかるし、
そうなったら注文するだけじゃん。
と思われるでしょうか。

でも、まったく違うことなのですよ。

まずは波動の世界に、
あなたの欲しがっているものを創造する。
ライオンだろうと、何だろうと。

そして、それらが何だかの方法で
手元に届くと信じる。
そのうちに、タイミング良く、
手に入る。その方法に導かれるのだと思い込む。

その結果、それが現実化したときの満足感といったら、
言葉にならないほどのものです。
なぜなら心から信じた結果、得られるものは
いつだって自分の想像を超えるものなのだから。


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二つ目
エイブラハム:
先ほどのライオンと似た話ではありますが、
エスターは自宅に座り、
部屋の壁を眺めていました。

大自慢のクォータータイルで
あまりにウットリと眺めてるものだから
「エスターってずいぶん物質主義なんだね。
一体、どうしてそんな「壁」なんかが
それほど彼女を幸せにするんだろう?」
と他人から思われても仕方ないほどでした。

ジェリーとエスターはかつて自宅を建築していたとき、
リビングの壁をロックスタイルにしようと考え、
材料を物色しに行って気に入った素材を選びました。

店のスタッフがトラックで材料を運び込み
サンプル壁を作ってくれたのですが、
エスター達はワークショップで不在にしていることが
多く、家のことにかける時間が取れなかったりして、
サンプル壁をチェックするのに数カ月ほど
かかってしまいました。

やっと時間が取れてサンプル壁をじっくり眺めた結果、
自分たちの好みとピタリと来ないことに気づいたのです。

そして再び違うロック(岩)を選んで
サンプル壁を作ってもらい、
またまた数カ月後に時間が取れた際に
チェックしたものの、やっぱりピンと来ませんでした。

リビングの壁には、ゴツゴツした岩ではなく、
もっと滑らかな素材の岩がいい、という
ことになり、別の岩を選びましたが、
そのサンプルを見てもやっぱり気に入らない。

そこに至るまでに、
合計で16カ月の月日が流れてしまいました。
その間に、家の建設はちゃんと進んでいたのですが、
リビングの壁だけが決まりません。

何がピタリと来るのか、よくわからないものの、
何がピタリと来ないのかは、
はっきり分かった、という状態でした。

そうこうしているうちにボストンを訪れる機会があり
とあるレストランに赴きました。
そのレストランの壁を差してジェリーが
エスターに言いました。
「それこそが君が探していたものじゃないかね?」
エスターが見てみると、その壁は岩ではなく、
岩みたいなタイルでできていました。
(会場。。笑)

とても美しいタイルだったので、
2人ともすぐに気に入り、
レストランから情報を聞き出して、
最終的には自宅の壁として
発注することができたのです。

日々の暮らしの中で、
好き嫌いなどのデータを(無意識にでも)かき集め、
それらが蓄積されて願望が生まれてくると、
その現実化に向けた行動を
促されるようになるわけですが、

エスターがそういう思い出のある
自宅のリビングの壁を見ながら
うっとりとため息をついていたのは
好みのタイプの壁を現実化させることができた
という思いがすべてではないのです。
壁そのものだけが、
感謝すべき結果(現実化)だったのではない。

その壁(タイル)に巡り合えたのは
宇宙の働きに寄るものであり、
出会うまでの道のりは、
それなりに楽しいものだった。

そうした数々の体験や、
法則の働きを象徴してくれているわけで、
彼女にとっては、
ただの「現実化された物質」というわけでは
ないわけなのです。

あるときエスターとジェリーは
偉大なアーティストである友達のもとを訪ねました。
友達の女性は、自分が手掛けている
テンペラ画を二人に見せてくれました。
エスターはそれについては詳しく知らなかったので、
「素晴らしい作品だわ!仕上がるまでに、
どれくらいの時間がかかるものなの?」
と尋ねると、「73年間」という答えが返ってきました。

アーティストの彼女自身が73歳であり、
自分の人生経験がすべてが、
自分の作品において
現実化されているということを
ちゃんと理解していたのですね。

だからこそ、今の瞬間は
とてつもなく大切なものなのですよ。
それが積み重なってゆくのだから。

あなたがすることは、
やみくもに行動を起こすことではなく、
感情に気をつけこと。

自分にもちゃんとボルテックスがあるのだと信じる。
願ったものは、すでに与えられていることを理解する。

そして、あなた自身により、
それを現実化させてゆく。
それを物質として体験する。
その過程を楽しむのです。

あなた自身がそれを受け取る。
他の誰でもない。あなたが。

やみくもに物事が起きるのではありません。
あなたが思考に気をつけることで、
創造してゆくのです。
その手で、粘土をこねながら
形を創ってゆくように。


★エイブラハム・ヒックスの2016年10月22日、
フィラデルフィアで行われたワークショップの対話を
もとに書いてみました。
今の時点で個々の対話の動画はアップされていないので
対話のタイトルはありません。
2つの対話から、エイブラハムが「エスターの例」として
あげたエピソードを拾って、まとめて、適当に省略しながら
書いたので直訳ではない旨ご了承ください♪

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